融合、したい、不可能
生きていることと死ぬこと。
大した差はないのだ。
ただ「生」を持続させている時間があまりにも長くて「死」を知らないことが僕らを不安にさせている。
生きていることと死ぬこと。
みんな同じだ。他人との違いなんて大した差はなくて、生きていて、どうしたって死ぬことは同じだ。
あなたも、わたしも、きみも、ぼくも、死ぬ。
誰とも共感なんてできるはずがなくて、理解してほしいなんて思うことはもうズレている。そんなことはわかっている。けれども、分かり合えないどうしようもない寂しさはどうにもならない。
ほしいのは共感よりも寄り添いの心。
正直ブログを書くことに慣れてなくてなにを書いていいのかわからなくて停滞しちゃうのもやだなって。
今夜は卒制で書いた詩を投下して終わりたいと思います笑。
みなさんかどう感じるかとても気になるところ。
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「スカイブルー」
のぞきこんだ青空の向こう
絵の具をこぼしてしまったような気持ちがあふれて、描かなければと急かされる恋
粗い粒の集まりが地上と隔てていた、越えられない思いが思考を停止
汗ばんでいたから手はつなげなかった、そんな初々しい感情は交差点に捨ててきた
轢かれた感情が粉々に砕けてヘッドライト照らされて雪に変わる
冬の訪れは感情の集まり
きみの吐瀉物さえも愛しいと思えなきゃいけない気がして毎晩うなされる
掬えたのは、無色
あったのは、なかったこと
カラフルなのは脳内補正されているだけの、染めあげたのはあなた、だから同じものがみえないのはあたりまえだよ
太陽がオレンジで、月がホワイトで、夜空がダークブルーだなんてただの思いこみ
蝋燭の火が揺れるのはきみが呼吸をしているということ
それを吹き消したい衝動に駆られるのはきっと不誠実なんかじゃないよね
そっと潜りこんで融合するの体温は、微熱がこの関係を本物にする
わずかな隙間が深める恋、コイ、愛、アイ、好き、スキ
あ、あい、愛、愛、愛、愛愛愛愛、あいしてるあいしてるあいしてるって叫べば叫ぶほど崩壊するゲシュタルト
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